Blog | 2026年9月30日

自分史の作り方|書かずに、話すだけで一冊にする4つの手順

自分史づくりの最大の壁は「書く」ことです。書かなければ、壁はありません。話すだけで自分史を一冊にする作り方を、4つの手順でまとめました。

自分史の作り方|書かずに、話すだけで一冊にする4つの手順

「自分史を作りたい」と思って本を買ったり、市販のノートを開いたりして、最初のページで止まった経験はないでしょうか。年表を埋める、出来事を書き出す、文章にする。どれも「書く」作業で、書くのが苦手な人にはそこが壁です。

書かなければ、壁はありません。この記事では、話すだけで自分史を一冊にする作り方を、4つの手順で説明します。

手順1:誰に聞かせるか、何に使うかを決める

作業の前に、2つだけ決めます。

  • 誰に:孫、子ども、これから会う人、自分自身
  • 何に:身内に残す/発信の入口にする/仕事に使う/人とつながる入口にする/自分の棚卸しをする

この2つで、集める話がまるごと変わります。孫に残すなら子どものころの遊びと失敗談。仕事に使うなら仕事の原点とお客さまとのできごと。同じ人が同じ時間をかけても、使い道を決めた人の自分史は「使える物」になり、決めなかった人のは「よくできた思い出話」で止まります。

手順2:聞かれて、答える

自分で書き出そうとせず、聞き手に聞いてもらいます。聞き手は家族でも、AIでも構いません。大事なのは聞き方です。

  • 質問は一度に一つ
  • 答えが短いときだけ、「誰がそばにいた」「どんな音や匂いがした」「いつ頃」のうち一つを足す
  • 話したくないことは「飛ばして」でよい

聞く順番は、生まれた場所、子どものころの遊びと食べもの、失敗と叱られた話、仕事や学校の原点、家族と忘れられない人、転機、大事にしてきたこと、聞かせたい相手へのひとこと。この8つで、一人の人生の骨格が出ます。

答えるのはスマホのマイクで十分です。キーボードは使いません。1回10〜20分で、話は一つ増えます。

手順3:年表に貯める

話した内容を、その場で「題名・時期・テーマ(家族・仕事・趣味・転機など)」の付いたカードにして年表に置きます。ここを手作業でやると続かないので、AIにやらせます。

順番はばらばらで構いません。「小学校のころ」の話のあとに「去年」の話をしても、年表の上では正しい位置に並びます。この「貯まる」感覚が、続ける動機になります。週に1話なら、1年で50話。それだけあれば、一冊になります。

手順4:構成と文体を選んで、本にする

貯まった話を、選んだ形に整えます。

  • 構成:時系列順/テーマ別/一つの物語として
  • 文体:小説調/回顧録調/子や孫に語りかける手紙調/飾らないシンプル
  • 装丁:クラシック/モダン/和風/ビンテージ

同じ話でも、選び方で別の一冊になります。孫向けは手紙調、仕事向けはシンプル、法事で配るなら和風、といった具合です。PDFにすれば、家のプリンターやコンビニで印刷できますし、ネット製本サービスで冊子にもできます。

この作り方を、そのままアプリにしました

上の4手順をそのまま形にしたのが、当社の語りAI物語です。AIが聞き手になって一問ずつ聞き、話した分だけ年表に貯まり、構成・文体・装丁を選んで一冊の本(PDF)になります。3話まで無料で試せて、見本の一冊も読めます。2026年冬の公開に向けて先行案内を受け付けています。

自分史を作るときの注意

  • 公文書や戸籍は使わなくてよい。思い出せる範囲だけで進める
  • 住所・電話番号・病名・お金の細かい話は入れない
  • AIが整えた文章は、自分の記憶と照らして直す。誤りが混ざることがある
  • 話した内容は自分と家族のもの。学習に使われないサービスを選ぶ

まとめ

自分史は、書くものではなく、話して貯めて、あとで形にするものです。誰に・何に使うかを先に決め、一問ずつ答え、年表に貯め、構成と文体を選ぶ。この4手順なら、書くのが苦手でも一冊になります。

← ブログ一覧に戻る

First Step

自分史を作りたい方、家族の話を残したい方へ。

無料で相談する